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更新情報・日記・レスのお返事と多目的に稼動中。 携帯と兼用です。
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 でも、いや、だからこそ、どんな詭弁をもってしても、わかってしまう。
 唐突にランティスの腕を抜け出した光は、驚いた貌で自分を見下ろす男に問い掛けた。
「ねぇ、ランティス。ランティスが小さい頃の話を教えて欲しいんだ。」
 ランティスは無言。それ自体は、さして珍しいものではない。
「じゃあ、セフィーロの…セフィーロの話をして?」
 大きな緋色の瞳には、輝く光が留まっている。成程、これが試練。
「ランティスは食べ物は何が好き? 一人の時は何をしてる? 大事にしているものって何?」
 矢継ぎ早に出てくる質問にランティスは答えない。それから、えと、それから…。光は思いついた事を全て並べ立てた。話し続けていたから、呼吸も苦しい。ゴクンと喉に溜まった唾を飲み込む時、ギュッと目を閉じたら目尻から涙が溢れた。
 それでも、光は笑顔をつくる。
「ね、答えられないよね…。だって、貴方は、私の中にいるランティスだもの。
私…、私は、ランティスの事、何にも知らないんだもん…。」
 


「ありがとうございます。」
 風は、自分を包み込む腕をそっと外した。
 触れる体温は、確かに離れがたかく、手放す事など出来ないのだと、それだけは確信した。大切で愛おしい温もり。
 風は両手で、フェリオの左手を包み込む。綺麗な翠色のオーブが光沢を帯びて輝く。最後に見たのは、こんな色では無かった。もっと、青味の増した馴染みのない色合い。だからこそ、此処にいるフェリオのオーブは見慣れた色をしているのだろう。
 自分の中に蓄積している記憶の、不確定要素の少ないものを選び取っているのだろう。

「貴方がどれだけ大切なのか、これではっきりと分かりました。私、絶対に諦める事など致しません。たとえ、全ての手段をなくしたとしても、この思いは変わりませんわ。」
 風の唇はゆっくりと言葉を紡ぐ。はらはらと翡翠の瞳は透明の雫をこぼし続けていたけれど、風は止めようとはしなかった。
 でも、きっと紡いでしまえば、手の中にある温もりは消えてしまう。わかっている。もう、覚悟は出来ている。それでも、辛い。
 迷いを振り切るように、風は顔を上げた。フェリオの顔を見てしまうと、それでも決心は鈍ったのだけれど、これが試練ならば、決して逃げ出す事など出来はしない。
 強い決意を示すように、風ゆっくりと口元を綻ばす。綺麗な笑みが、彼女の顔を覆う。
「貴方は、私のフェリオではありません。」



「そうじゃないのよ。」
 海は、額に手を当てて溜息をついた。
乙女心ってものが、全くわかってないわと文句を唇にのせた。
「しかし、これがお前の望んでいる『私』ではないのか?」
 クレフは困惑した表情で、大きく手を広げ自分の姿を見回した。
「そうよ。望んでいたわ。」
 ああ、もうと首を横に振る。綺麗な青い髪がさらさらと揺れた。
「気が利いてて、スマートで。いつでも私の事を最優先にしてくれる。私が会いたいって言ったら、何を差し置いても来てくれて、私の事だけ考えて…。」
「それなら…。」
「でもね、でも、それは、クレフじゃないの。」
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・abyssパラレルをやっとこさ更新しました。ボディガードの続きです。
長いっていうか、なんて言うか…(苦笑
リンク切れてたら、こっそり教えて下さいませ。
(あんまりの量だったんで、携帯は明日でお願いします)


…逆裁サーチから覗いて頂いてる方が多くて吃驚しております。
マイナーなものしか取り扱いがないサイトなんで、オロオロ。

たいしたものがなくてホントスミマセン…。明日なんか書きます。




素敵サイト様を覗きに逝きたいのですが、時間が乏しい…。
ああうう、心寂しいです。

・逆転のお部屋
サーチ登録と同時に本格稼動です。…けどのんびりです。
(基本自給自足なので…読みたいお話しとか振って頂けると書くかもしれませんが…。)
あ、携帯からも読みたい方とかいらっしゃいますか?

・アビスバラレル書き終わりましたが、更新まで気力がもちませんでした…すみません。あしたこそ必ず。


も、とにかく眠いです。
田植えと熊の実家から帰ってきました。
なんでも、今年はこの時期に熊が目撃されているので注意が出てるそうです。
中国山脈にいる熊なんで、月の輪熊さんですね。北海道にいらっしゃる方よりは小柄なんですけど、まぁ熊なんで闘ったら死にます。
(闘った事ないけど)
後、水木しげる記念館に行きたいとか言い出した馬鹿がいて、送ってくれるついでに回られてしまいした。
人が多かったですね。
殆ど県外者(って、ひとの事言えるか)立派な観光地になってます。
初めて訪れましたが、鬼太郎について新事実が!?

妻帯者でした!!

ええええ????
では、ゆめこちゃんは不倫!?

妹もいた。…目玉でどうやって、親父さん。ホロリ。





どきどきしました。
ばくばくしました。
ありがとうございました。幸せでした。



ここから下はレスになります。
随分と遅くなってしまいました。申し訳ありません。

結局妄想だけを携帯して帰宅となりました。
いないかもしれませんが、更新を待って頂いている方々すみません。

流石に父のパソコンで小説は打てない…最後の理性でしょうか。














某4のナル響とか、書きたかったのに…な。
『汚れた弁護士』とか夢みちゃいますよ・苦笑
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